中田敦彦氏の動画を見た方への提言
こんばんは、kabchaです。
先日公開された中田敦彦さんの動画が話題を集めていますね。
こちらです。
中田さんのファンである私からしたらタイトルだけでゾワゾワしてしまいました。
簡単にこちらの動画の内容をまとめていきます。
新しい番組(THE secound)に松本人志さんがアンバサダー(宣伝用員)として就任
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爆笑をとったマシンガンズの芸について、「芸に紙を使うのはどうか」と松本さんが言及
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観客からは爆笑をとっていただけに会場は変な空気に
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そもそも松本さんは審査員側の立場が多い
漫才(M-1)、コント(キングオブコント)、漫談(すべらない話)、大喜利(IPPON)
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偉大な芸人である松本さんからの評価次第で若手の今後の進退が決まってしまうのではないか
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松本さん以外の芸人が評価すれば松本さんに認められなかった人たちもクローズアップされ、お笑い界がより発展するの (権力の集中を防ぐ)
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審査員やめて欲しい
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これ言えるの松本さんから認めてもらえなかった俺(中田敦彦)しかいないから代わりに言うよ
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中田で笑ったことないって批判よくくるけど
中田の笑いは知的だからね
ドストエフスキーやモーツァルトの良さが分からないっていうのと同じ
恥ずかしいから言わない方がいいよ、と発言
(5/31編集にてcut)
このような感じでしょうか。
またこの動画を受けて
相方 藤森さんの反応
マジカルラブリー 野田さん
真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな
— 霜降り明星 せいや🕙 (@simofuriseiyam) 2023年5月29日
中田
松本人志さん
テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん😃連絡待ってる!
— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2023年5月30日
と反応がありました。
Twitterなどを散見すると多くの方がこの動画内容に批判的な意見を落としていました。
普段中田さんの動画を見ている私からすると少し悲しい気持ちにもなりましたが、
これは中田さんへの誤解が招いている結果かな、と感じます。
まず中田さんは本当にお笑いが大好きで、松本さんに憧れています。
お笑いが大好きだからこそ、過去のお笑いを分析されていますし、
お笑いは今の漫才スタイルだけが正義じゃない
ということを強く言いたいのだと思います。
「お前らはなめとんのか!そんなもん漫才やない!チンピラの立ち話じゃ!」
と激しい批判を浴びていました。
漫才には理想的な型があるとした横山やすしさんらしいですが、これをダウンタウン松本さんは伝統的な型ではなく新しい型を世の中に広めていきました。
だからこそ松本人志さんが偉大である所以です。
そして今、松本さんの型にハマった人しか出れない状況に警笛を鳴らした訳です。
松本さんが1994年に書かれた「遺書」という本にこんなフレーズがありました。
「俺の笑いが分からない奴はオツムとセンスが足らない」
「俺の笑いをつまんないって言う奴はゴッホをつまんないって言うのと一緒」
すでに編集されてしまいましたが、
今回の動画はまさに松本人志さんをオマージュした作品なのではないでしょうか?
歴史は繰り返される、とは正にこのことですね。
相方である藤森さんはかなり冷静にこの動画に関して意見を述べている、と思いました。
これから中田敦彦が何を提供していくのか
今後この物語がどのような結末を迎えるのか
非常に興味深いところです。
ロジカルな方ですので考えなしにこの動画を出したとは思えません。
皆さんも批判的な意見を言うのではなく、
エンタメとしてこの物語を追っていくのが良いのではないでしょうか?