投資家の心理を読み取る 板読みデイトレード術
こんばんは、kabchaです。
株を始めたばかりの方は、何もかもが新鮮で初めて見るものが多いですよね。
その中で一つ、板と歩み値というものがあります。
この二つは短期的な需給を読み取るのに凄く重要な役割を持っています。
短期のトレードが目的な方は是非この勉強をしていきましょう。
そこで、今回ご紹介する本はこちら。
投資家心理を読み取る 板読みデイトレード術
著者:けむ。さん
1975年生まれ。早稲田大学理工学部卒。大学卒業後、メーカーに就職し、開発業に就くが、連日のオーバーワークで体を壊したこともあり、退社。その後、家庭教師やパチプロでの生活を続ける。パチプロ時代は年収1000万前後稼ぐも、得るものもなく代わりになるものを探していたところ2004年12月に株と出会う。
本を読んだり、人に教わったりしたことをそのままやって勝てる甘い世界でもないだろう、と思い予備知識を全く持たずに始め、板読みトレードというチャートも見ずに板の動きだけで売買するというオリジナルの手法を編み出す。その後は自身がミニッツトレードと呼ぶ、超短期売買をメインに資産を伸ばす。
2005年2月からへっぽこデイトレーダーけむ。の株日記。という名前のブログを書き始め、動物の画像と、独特の文体からお笑い要素の強い内容で人気を集めるも、現在はほぼ休止中。
本書著者紹介引用
すごく魅力溢れた方ですよね。
パチプロで生活していたのも凄いですが、人に教わることなく独自の手法を編み出すのは並大抵な人間では出来ることではありません。
良い意味で破天荒なけむ。さんの手法とは一体どういうものでしょうか。
大きな構成としては
負ける理由
勝つまでの道のり
板読みデイトレードの基礎知識
板読みデイトレードの手法紹介
小技
実際のトレード紹介
このような構成です。
中でも3章までの内容は読んでいる読者にとって雷を打たれるかのような内容でしたが、他の本ではなかなか見られない内容となっており、是非皆様に読んで頂きたい本です。
肝心の4章以降の板読みデイトレードの内容ですが、大口の動きや板の見せ方について学べることが多いです。
この本を読んでから、毎朝の気配値や引値の歩み値を注視したり、チャートだけでなく板、歩み値を合わせて見るようになることが多くなりました。
色々な観点から株価を見て買い時を見計らい、出来る限り損小利大のトレードになるよう思考していきます。
ちなみに私がこの本を知ったきっかけは某有名なトレーダーさんが薦められていたためです。
トレードは所謂投機ですが、株価の底値を心理的に、テクニカル的に感じとることに関しては長期目線の投資でも通じる部分があると思います。
短期トレードで重ねた経験値は必ず長期の投資でも役立つので、これからも短期トレードの経験を積んでいこうと思います。