図解 統計学超入門
こんばんは、kabchaです。
昨夜は休載して申し訳ございませんでした。
当ブログの目的がインプットとアウトプットを繰り返す検証ブログのため、時間の都合上インプットを優先する場合がございますので、その点ご了承頂ければと思います。
さて、本題です。
今回も私が敬愛する高橋洋一さんの
図解 統計学超入門
をご紹介したいと思います。
著者:高橋洋一さん
高橋洋一さんの本を取り上げるのはこれで3回目となります。
高橋さんの経歴などは別の記事でご紹介していますので、こちらを見ていただければと思います。
皆様は統計学を学んだことはありますのでしょうか?
小学校から高校の授業では学ばない内容なので馴染みがあまりないと思います。
ですが、こんな疑問を持ったことはありませんか?
テレビの視聴率、全世帯で統計していないけどあれって本当なの?
私は中学生の頃テレビ、特にドラマが好きであのドラマの視聴率が良かった、悪かったなど気にしたものです。
今ではYouTubeが流行るなどテレビ広告費よりもネット広告費が抜いたことで資金がテレビ局に回らなくなり、面白いテレビ番組(豪華な番組)も少なくなり視聴率は低下傾向にあります。
このテレビの歴史は私のメンター(師匠)の一人である中田敦彦さんのオリラジアカデミーがすごく面白いのでこちらもご覧下さい。
話がそれてしまいましたので戻します。
さて、視聴率です。
視聴率を出しているのはビデオリサーチという会社です。
ビデオリサーチは全国の約10000世帯に測定器を設置し、リモコンによって誰がどのテレビ番組を見ているかを測定しています。
そのデータを元に視聴率を計算しているわけですね。
しかし、日本の世帯数はなんと5500万世帯。
5500分の1しか測定してない、これが現状です。
そんなので正しい視聴率が測れるのか!
と疑いたくなるわけですが、
統計学の勉強をするとそれぐらいでも大きな差は生じない、と分かるわけです。
実際に、表示された視聴率から±2%程度の誤差であるとビデオリサーチ社が公にしています。
そもそも完璧で正確な視聴率なんてものは必要がない
これが視聴率の根底にある考え方なのです。
じゃあビデオリサーチはどういうやり方で視聴率を出しているのか気になりますよね。
もちろんこの謎は統計学が明らかにしてくれるわけですが、本書ではサイコロを例えとして説明しています。
是非サイコロを準備して本を読んでいただくと分かりやすくなると思います。
また、先ほどの視聴率の謎以外にも政治の当選発表でよく見る、少ししか開票されていないのに出る
当選確定
についても説明してくれています。
また今回こちらの本を読み、株でも見かけるボリンジャーバンドの理解も深まりました。
ボリンジャーバンドは株価がこの幅の間にほぼ収束するという指標となるわけですが、統計学の基礎を身につければいかに優れたものか分かった気がします。
統計学は難しい。と冒頭に高橋さんはおっしゃっていました。
確かに馴染みがない分難しいかもしれませんが、この本をきっかけに統計学を学んでみたいと思える本でした。
また、今回ご紹介した本はAmazon プライム対象です。
Amazonプライムに関しては以下の記事でご紹介しています。
こちらも読んで損はない内容となっていますのでご一読よろしくお願いします。