面白いほどよくわかる論語
こんばんは、kabchaです。
今日はこちらの本をご紹介したいと思います。
面白いほどよくわかる論語
まずはこちらの本の構成から。
右側に古文とその現代語訳があり、作者の解説が入ります。
そして左側のページはその話をイラストで簡略化して纏められていました。
論語は紀元前500年ほど前に作られました。
孔子という思想家の教えを門下である弟子達がその教えを纏めたもので、儒教の根本的な考えの基になっています。
読んでみての感想ですが、この教えは現代でも語り継がれるほど完成された本であり、
人格者とはどういうものか教えてくれる教科書のような本だと感じました。
人としての心得が書かれた本ですので、正直一回読むだけでは身につけられないとも感じました。
以前こちらの本をご紹介しましたが、こちらの本にも論語は重読書として読み続けるべき本だとありました。
まさにその通りで是非購入して何度も読むにふさわしい本だと思います。
皮肉なことに、この素晴らしい教えを生み出した中国では、今この考えは廃れてきている気がします。全世界がこの教えに倣い人格者が増えることで、世界の争いは無くなるのではないでしょうか?